最後のどんぐり
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熊の射殺について (2004年 秋)
最近、TVなどで熊射殺のニュースが頻繁に報道されています。
今年は、例年にない台風の影響で森にツキノワグマの主食のどんぐりが実っていないそうです。
冬眠を控えた熊は、おなかいっぱい食べ物を食べておかなければならないのに、食べるものがないために空腹に耐えられず、人里まで下りてきてしまい、ときに人に危害を加え、射殺されてしまいます。
よほどおなかが空いていたのでしょう。射殺された熊の胃袋は空っぽで、なかには"青いペンキ"を食べていた熊もいたそうです。

怪我をされた方や亡くなられた方もいらっしゃるので、ただ無責任に「熊を殺さないで!」とは言えません。
でも、人間は熊にしてあげられることを全てやって、それでもやむを得ない結果の射殺なのでしょうか。
ツキノワグマは本来臆病な生き物で、主食はどんぐりなどの木の実です。人間を襲って食べたりすることはありません。そのことを知っているでしょうか。
熊だって怖い人間には会いたくないでしょう。熊の被害が出ている地域では、外出時に必ず熊避けの鈴をつけたりして注意しているでしょうか。

ただ人間の権利だけを主張して熊を安易に殺すのではなく、熊を正しく理解して出来る限りの対策をし、熊との共存を計らなければならないと思います。
ニホンオオカミやトキの様に、いなくなってからでは遅すぎるのですから。

そんな想いから、居ても立ってもいられず、子ぐまのマーチャンの 『最後のどんぐり』 を描きました。どうぞご覧ください。

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